少年少女の美について考える
こんにちはLO読者です。
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たかみちさんの表紙は最高ですね。少女最高!
そんなロリコンな私ですが、次のツイートにハッとされられました。
友達のショタコンがショタは成長するからこそその過程が素晴らしいって言ってて、あっ!光のショタコンだ!って思ったんだけど私は成長するショタに切なさと悲しみしか感じないしできる事なら完全に成長をとめてしまいたいので闇のショタコンだって気づいた。どうりで友達と話がさっぱり合わないはずだ
— えび (@ebi2811) 2016, 2月 7
このツイート、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。私はこれを見て、私は言うなれば光のロリコンだろうなと思ったのですが。
そして考えました。成長の中の美と永遠の中の美とはなんぞやと。こういうことを考え出したら止まりません。これくらい真面目に勉強したらもっといい大学には入れたと思うの。
こちらのツイートの引用許可をえびさんに頂きましたので、ここで少し長々考察したいと思います。
最初に断っておきたいのですが、光と闇のどちらが上だとかの優劣はありません。性癖に貴賎なし。というかショタコンだとかロリコンの時点で半身闇に浸かってるよ。
言いましたように、私は光の陣営に属するロリコンです。成長途中の少女にこの上ない魅力を感じています。ショタも大好きです。ショタも成長途中の、声変わりを間近に控えた少年に興奮を覚えます。小さい子大好き! リアルの子も好き! 私学の子って見るとどきどきしません!?
それはさておき。成長途中の少年少女の魅力から考えていきましょう。
例えば、小学五年生の女の子がいるとしましょう。具体的に……髪はセミロング、最近伸ばし始めたのですがお手入れ方法は学んでいる最中で、少し外はねが目立ちます。前髪は可愛いピンで留めています。身長は148cm、胸は軽く膨らんできたころでまだスポーツブラは早いくらい。デニムの膝少し上のスカートにツートーンの長袖シャツ、名札は登下校時は外しています。不審者対策ですね。ランドセルには黄色の防犯ブザーがついています。……具体的過ぎましたね。
で、だ。この子は今後も成長し続けます。やがてはもう少し背が伸びます。髪のお手入れもしっかり覚えて、さらさらのストレートを手に入れるでしょう。胸も徐々に膨らんできます。スピードにも寄りますが、六年生にもなればスポブラは着けるでしょう。そして初潮を向かえ、戸惑いながら大人へと、女性へと歩んでゆくのですね。
私はこの戸惑いを覚え、時には子供のままがよかったとうろたえ、またある時には大人になりたいと望む少女に魅力を感じるのです。まさに、少女を失うその瞬間、少女から女性へと変わるさなぎの段階に興奮を覚えるのです。
そもそも美とは失われ、壊れゆくものだと私は思います。そして壊れてしまうまさにその瞬間に、この上ない輝きを放つのです。
また、それよりも幼い少女たちはどうでしょうか。あどけなく笑い、まだ穢れを知らないままに跳ね回る姿はまさに地上で束の間の休息を取る天子のようです。しかし、その子たちにも等しく成長は訪れます。いずれは失われ、濁ってしまう輝きだということは明白です。それが自然なのです。そして、失われゆく過程だからこそ、美しいのだと思います。
少年もまた同様です。半ズボンで元気に休み時間はドッジボールに興じる少年たちも、やがて背が伸びます。半ズボンを履かなくなります。手が大きくなります。精通を向かえ、声が低くなり、音楽の時間の合唱ではアルトパートしか歌えなくなります。個人差はあるものの、うっすらと髭も生えてきます。成長は早い! 気が付けばクラスの男子は声変わりがどんどん進んでいます! そして思春期が進むにつれ気恥ずかしさからそっけなくなっていくのです。少年もまた、喪失していくものなのでしょう。
この……っ、この諸行無常こそが美なのだと、一過性の輝きなのだと、不完全故に惹き付けられる未成熟の美だと光のロリコン兼ショタコンは思うわけですよ! いかがか!
……いかがかって言われてもねえ。
で、光側からばかり考えても仕方がない。私なりに闇の陣営の美に対する思いを考えてみました。
成長に胸を痛め、願わくば成長が止まってしまえばいい。悪魔と契約してでも成長を止めてしまいたい……そんな風に思わせてしまう魔力を持った少年少女……恐ろしいです、ええ。でもいますね。確実に、そのように人の心を惑わしてしまう魅力を持った少年少女は存在します。
というか思ったもん! 洋ショタは私も「このまま成長しないでくれ!」とよく思います。なあにあの魔力。
もうね、ただひたすらに完成された美があるんですよね、そこに。神によって作られた、完璧な美がそこに存在しているんですよ。ああ、これは崩してはいけないなと思います。先ほど申し上げた「不完全故に惹き付けられる未成熟の美」とはまた違います。
日本では7歳までの子は神のものだとする風習があります。とおりゃんせの歌なんかを見ればよく分かりますね。七五三も確かこれによった行事だったと記憶しています(間違っていたらごめんなさい)。
ああ、これだと思いましたね。7歳という年齢は関係ないのですが、少年少女といういわば「神性」です。そこにあるものは永遠性でもあるでしょう。
そして同時に悪魔性でもあるのでしょう。
天使で悪魔、そんな表現がしっくり来る存在が少年少女なのではないでしょうか。人をひきつけ人を惑わす存在、人に希望と絶望を与える存在。悩ましいものです。
闇の陣営の方は少年少女たちに神性を見出しているのではないか、というのが私の推論です。完成された美を永遠に保ちたい、そんな欲望を抱かせる彼らは罪な存在です。
とはいえ完全な想像と、個人の経験です。闇のショタコン・ロリコンのみなさんにはぜひとも意見を聞きたかったのですがそうもいかず。今からでも語ってやるという方はどうぞコメントでもTwitterでも。
いやしかし、喪失を前提に置いた少年少女たちにはスケベ心も持てますが、永遠に保たれることを望む少年少女には迂闊に触れてはいけないと思わせるものがありますね。穢れきった人の手でその神性を侵してはなるまい、というような気持ちが働きます。神に愛されし少年少女ですからね、高貴ですね。これまた素晴らしいものがあるではありませんか!
やはり性癖に貴賎なし! どちらも美を尊んでいることに変わりはないのです! ただ方向性が違うのです! どちらもお互いの美を尊重していきましょう! 世間から見れば両陣営共にただの危ない人たちです。ええ。
約3000文字、長い文になってしまいましたね。そして案の定気持ち悪いな?
最後に、改めてえびさんには感謝を。引用の許可、本当にありがとうございました。