懐中時計魔改造・製作過程二日目
更新するって言っておきながらね、本当にね。
さて、魔改造は終わりました。が、ここでは順を追って説明をさせてもらおうかなと思います。
汚しが乾くのには一晩かかりました。もう少しかかるかなー、と思っていたので少し意外。以前油絵を描いた時はなかなか乾かなくてやきもきした思い出があったのですが。
乾いたらまずは内面を塗っていきます。用意するのはマニキュア。
これ結局ピンクは使わなくて、赤を使用しました。
で、見てもらえばわかるように、色がね。金属を削った色がもろに出てしまっているんですよね。上手く生かすことも出来るとは思いますが、今回は宇宙塗りっぽいものを目標に。暗い色を目指していきます。
ところで、色のイメージを掴む為に原作のシモン編を読み返していたんですよ。
その時のツイートがこちら。
人間であることを捨ててプライドも放り捨ててまで生に縋り付いてエレナさんの影にしがみついてるスペードさんは化け物なのに最後の最後で人をやめてないの悲しすぎて無理。
— 蛸介 (@h_amane_0313) 2015, 9月 13
最後の足掻きのみっともなさとか、何せその前の白蘭が同じように焼かれてるのにすごく笑顔で清々しく散っていっただけに対比が顕著で、やっぱり人をやめられなかったんだなって。
— 蛸介 (@h_amane_0313) 2015, 9月 13
スペードさんは他人を利用出来る限界まで利用して目的のためなら恥を晒そうが逃げて泥水を啜ってでも生きていこうとする生き様が作中でもかなり好きなもんでちょっと見返すだけで感情が忙しい。
— 蛸介 (@h_amane_0313) 2015, 9月 13
こういう状態でごりごり心が削られていました。うっうっ、つらい。化け物なのに人間をやめられないスペードさん好き。無様な姿を見せてくれるスペードさんめっちゃ好き。日本語が不自由になる。
まあそんな風に心を削りながら色を置いていきます。ちなみに土台が不安定なので消しゴムを置いて安定させます。
安定しました。
まず赤と紺色、ラメ入りの赤紫を適当に置いて、混ぜます。
ぐちゃぐちゃ。本来の宇宙塗りであれば、場所を分けてもっとキラキラさせるのですが、今回は意図的に光らせる部分をなくします。深い夜のような色を目指し、置いては混ぜることを繰り返していき、乾かします。
そして乾いたのがこちら。
すみません、写真が下手です。もっと暗い色をしていたんですけど、光を当てすぎました。凄い青い。
こんな感じで、下地は完成。またレジンを流し込んでいく過程は別の日に上げますね。では。