床屋の掘った穴

何にでも手出しするオタクの独り言。

お兄ちゃんどいて!そいつ×せない!

 スプラトゥーンをプレイすると1試合で激しい画面酔いを起こし、そのためいまだにランクが5の蛸介です。長時間プレイできません。楽しいんだけどな。まるでバサラをやり始めた頃のよう。当時中学生でしたが、1合戦終わる頃にはグロッキーでした。テレビの前で死んでいた私を奇怪な目で弟が見ていたものです。仕方ないだろ、三半規管がポンコツなんだから。

 

 

 さて、今日も今日とてろくでもないことしか考えていない私ですが、少しヤンデレについて考えていました。お風呂で。きっかけは「大体ヤンデレって瞳のハイライト消されるけど、ある方がより頭おかしそうで可愛いなー」という思考回路。ろくでもないですね。

 んでもって、思った。「ヤンデレとメンヘラってよくごっちゃにされるけど、明確な線引きってあるのか?」

 私はヤンデレが好きです。クーデレの次くらいに。

 でもヤンデレとメンヘラの違いを的確に説明しろって言われたらそれは難しいな! となったわけで。

 というかそもそもヤンデレ自体がアレですね、誤解をされがちな○○デレの1つですね。最近はツンデレもおかしくなってきたなーと若干古くなってきたオタクは思うのですが、それは別の機会に。

 まずはヤンデレの定義っぽいものを確認しましょう。

→ヤンデレとは (ヤンデレとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 要は「病んでてデレてる」ってことなんですけど、それだとメンヘラもそうなんですよね。

 狭義的には「相手への行為が転じて病的なものへと変化している状態」でしょうか。ですから、この定義で考えると、上記の記事でも言及されるように「ひぐらしのなくころに」のキャラクターは好意と病的な思考や行動は繋がりがないので、ヤンデレではありませんね。「未来日記」の我妻由乃などは、元からの家庭環境等が下地となっているのでしょうが、主人公への好意によって暴走のような形ととれるでしょうからヤンデレでいいと思います。

 で、メンヘラです。

→メンヘラとは (メンヘラとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 この言葉もね、難しいよね。心の病気そのものをさす言葉ではないし、その辺りの使用には気を使うべき言葉だと思います。面と向かって投げかける言葉ではないよなあ。ただ、二次元での萌え要素(?)の1つとしての地位も徐々にですが獲得しつつあるのではないかなー、と個人的には思うので、そういう扱い方をしています。少なくともこの記事では。

 で、だ。大百科に大まかな違いのようなものが記載されています。

 愛が自分向きか相手向きか、ですね。簡単にまとめると。自分が愛されていたいのがメンヘラで、相手をひたすら愛したいのがヤンデレ、と。

 しかし、愛情の方向だけで片付けられるのかな、というのも思うところでして。

 ここで考えたのは、理想化とか、そういう話かなということでして。

 既に理想がそこにあるのがメンヘラで、理想を作るのがヤンデレと言いますか。うーん。

 自分に優しくしてくれた、愛を囁いてくれた、愛してくれたというのが相手の正しい姿であり、それに背くような行動をとるのは裏切り行為である。これがメンヘラの思考回路。自分の方を向いてくれないのは間違いである、一度言った約束を覆すのはどのような理由であれ裏切りである、そういう考えから相手を責めるんですね。裏切りですからそりゃヒステリックにも怒りますし、ひどい場合は自殺さえ仄めかすことになる。相手がそれで憔悴しても、自分を裏切ってないならよし。そういったものでしょうか。

 対するヤンデレ。相手が他の人と話している、これはヤンデレにとっても間違った行為です。自分に目が向いているのが正しいありようです。ですが、相手はまだそれを理解できていないから、愛を持って正してあげよう、正しい行為を示してあげよう。これがヤンデレではないかと。また、裏切りというものは存在しないも同然です。何か妨害するものがあって相手が正しい行動を取れないのだ、というのがヤンデレの思考回路です。世界が悪いのです。約束の時間に来ない、事故でしょうか、何度も電話をかけます。しばらく会ってくれません、倒れているかもしれないから家まで行きます。誘惑があってはいけません、付きまとってでも阻止します。邪魔なものは排除です。

 

 1つの解釈ですが、こういう違いなのかなと。また、メンヘラの思考の根底には不安があるのではないでしょうか。対するヤンデレの思考の根底はやはり愛ではないかと。また、ヒステリックだったり不安定に行動を起こすのはメンヘラが多いと思います。比較的淡々と、当たり前の行動として行うのがヤンデレでしょう。サイコパスに近いのがヤンデレ、とでも思えばこれはいいかなと。

 

 ロリコンの時と同じく、個人的解釈です。私はこう思うぞ! という方はコメント等もらえますと幸いです。考察がより深まります。