床屋の掘った穴

何にでも手出しするオタクの独り言。

お出かけ日記

 久しぶりに外出しました。一週間ぶりくらい? 用事がないと、とんと出ないものですから。

 

 まず口座を作りに。地銀の口座のみではこの先困りますし、ネット対応が遅れている地銀だったのでクレジットカードのネット申し込みが出来ない、と判明したため都市銀行で作ることに。母親から「時間がかかるぞ~」と脅されていたのですが、さくっと30分ほどで終了。母よ、何があったというのだ。

 口座開設された方にお渡ししてるんです~と貯金箱貰いました。100円玉貯金でも始めようかな。

 銀行からの帰り道に、梅が咲いていました。白梅。寒いとは言えもう咲いているのか、と眺めていたら通りすがりのおばあさんに不思議がられてしまいました。いや、綺麗だったから……。

 

 帰ったら親に「本屋に行こう」と持ちかけられたので二つ返事で了承。「とほん」という、小さいながらも品揃えが独特で本好きにはたまらない本屋さんがありましてね、大和郡山に。金魚の町、として有名ですね。毎年金魚すくい大会が行われる土地でもあります。実際、商店街を歩いていると金魚を飼っているお店は多く、とほんさんの近くには電話ボックスに水をいれ、金魚を飼育しているところがあるくらい。

 とほんさんの前に腹ごしらえ。その近くの「つむぎ」というカフェでクロックムッシュをいただきました。長いものクロックムッシュ……とても美味しかったです。次はケーキでも頂きに行こうかな……。

 現在とほんさんでは栞展という栞の特集のような催しが行われていまして、私も1つ購入しました。皮のしおり。ハンドメイドのもので、ヤギのモチーフに一目惚れしました。

 作者さんのブログはこちら。長く使って、皮のよさを味わっていきたいです。

 

 本も買いました。題名は「ないもの、あります」。

ないもの、あります (ちくま文庫)

ないもの、あります (ちくま文庫)

 

  題名どおり、「ないもの」のいわばカタログ。「先輩風」や「地獄耳」といった商品が並んでいます。ユーモアと皮肉に溢れたこの本、出会いはブックカフェ「月と6ペンス」でした。なんとなく気になる題名でしょう? 何だろう、と手にとって面白さに引き込まれたものです。とは言えそれ以降本屋でお目にかかることは無く……こういう不思議で、ベストセラーになることはないだろうという本に出会えるのが町の小さな本屋さんのいいところです。

 ちょっと駅から歩くのですが、それだけの価値のある本屋さんです。奈良にお越しの際は、ちょっと大和郡山まで足を伸ばしていただけると嬉しいです。

 

↓とほんさんのHPはこちら

とほん 奈良にある本と雑貨を販売する6坪の本屋です。【取り扱い商品】新刊本、リトルプレス、古本、雑貨 【営業時間】11:00~17:00 【定休日】木曜、祝日 【住所】〒639-1134 奈良県大和郡山市柳4-28